転んで、立ち上がって、寝る

毒親、不安障害やパニック障害、HSP疑惑、生きづらくて奮闘するが、空回り気味の人

不安障害&パニック障害には頭の疲れの症状と対処法

不安障害やパニック障害、その他の精神疾患には、筋肉の疲れや神経の疲れがあるのですが、体と言うのは体を構成するすべての組織がお互いに関連し合っています。

 

体にとって一番大事な部位であり、一番疲れる部位

 

筋肉や神経の疲れ以外にも、疲れる所があります。

 

それは、です。

 

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頭が疲れているときの症状はどのようなものでしょうか?

 

・集中できない。

・記憶できない。

・忘れやすい。

・うまく話せず、結論が出なかったり、何を言っているのかわからなる。

・時間が過ぎるのが遅く感じられる。

・色んなことを考えることが出来ず、ひとつの考えにとらわれてしまう。

 

この様な症状はありませんか?

 

この様な症状があるならば、絶対に体ごと頭を休ませるべきです。

 

筋肉、神経の疲労の場合も休むことが必須ですが、頭も同様です。

 

休まなければいけません。何度も言います。

 

休みましょう。

 

頭が疲れるループにはまる

 

でも、休め休めと言っても、うまく休めないのが、不安障害やパニック障害をわずらっている人です。

 

休んでいたとしても、何かをしてなくてはいけない気がして、無駄にネットサーフィンをしたり、スマホSNSやアプリを見たりします。

 

もしくは、全く何もやる気はおきず、体はだらけている状態だけど、頭の中は、色んな考えがあっちこっちから湧き出てきたり、何かにささやかれている気分で、全然、気持が落ち着かなかったりします。

 

何かと落ち着きが無く、行動が定まっていません

 

どちらの状態でも、非常に脳が疲れているからやってしまうことです。そして、さらに脳が疲れていくというループの中にいます。

 

上記の、集中ができない、記憶ができない、忘れやすいと言うのは精神疾患でも割と初期段階の症状です。

 

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この状態のうちにしっかりと休んで症状が悪化するのを食い止めたいものです。

 

疲労に過度の緊張状態が加わってしまうと、頭がぼんやりしてしまい、もやがかったようになります。さらに、目のかすみやふらつきが出てきます。

 

それが数日間続くこともあります。

 

こうなると、思考の速度が遅くなってしまいます。

 

この状態の時には、かなり仕事で失敗もしやすくなります。周りがやさしくサポートしてくれるような場所なら、まだ落ち着きを保てますが、そうでない場合はさらに落ち着きを失って、どんどんと失敗を重ねていきます。

 

失敗が増えるごとに、自分の行動を責めたりと、自分にしか意識がいかない状態になり、まわりが見えなくなります。

 

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そのような環境にいると、頭の疲れはだんだんと悪化して、疲れたけど、なんだか休めないと言うループにはまってしまうと、強迫観念や何らかの恐怖症を持ってしまう可能性があります。

 

そうなると、普段の生活が苦しいものとなり、仕事をするだけでなく、普通の生活を送るのも難しいものとなります。

 

最悪、うつなどの症状も併発しかねません。

 

そのため、とにかく頭が疲れているなぁと思うようなサインがあったら、体の緊張を解き、心を休ませる必要があります。

 

とにかく積極的に、リラックスするための行動をとります。

 

リラックスするための行動

 

寝ることで体、心、脳が一番休まります。

 

しかし、じゅうぶんな睡眠が取れないと言う状況にいることがあります。そんな時は、無理に寝る必要も無いかも知れません。その代わりに出来ることはたくさんあります。

 

リラックスするために出来ることとしては:

 

ハーブティーなどの落ち着くお茶を飲む。出来るだけノンカフェインのお茶。

・ゆったりと動くような運動をする。運動が激しすぎたり、動きが複雑で今は覚えきれないものは選ばない。

・食事も激辛、激甘などの刺激が強いものは頻繁に食さない。

・自然に触れる。

・音楽は、自然音、クラシック、オルゴール、アルファ波、禅などリラックスと関連があるタイトルがつけられたものを選ぶ。

・マインドフルネスを3分でもいいから行う。

・かわいいものを愛でる。肌触りの良いぬいぐるみ、好きなキャラクターなど何でもいい。

・趣味を楽しむ。手芸、音楽など好きな事に専念することで、脳はスッキリしやすくなる。

・温泉やお風呂にゆったりと浸かる。温度は熱すぎない(38度から40度)くらいが神経に負担をかけません。

 ・マッサージを受ける。

 

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色んなリラックスの仕方があります。

 

 

ポイントとしては、あまり複雑な工程のないことをすることと、激しく感情を動かさないこと、そして、ある程度単調であることです。

 

人によっては、この方法は自分にはあってないと感じることもあるかもしれません。あっていないものは取り入れなくてもいいです。

 

でも、今まで取り入れたことが無いリラックス法があれば、それを試してみるのはありです。

 

とにかく頭はどんな時も使っているものです。

 

筋肉、神経、頭は実質どんな時も働いています。

 

自分の体のそれらの組織の働きに感謝しつつ、酷使しないで、バランス良く生きていきましょう。